分かっていても書けないみたいです
(1)の問題です。どうでしょうか?証明できますか?
仮定より、AB=DC・・・①
∠A=∠D・・・②
対頂角は等しいから、∠AOB=∠DOC・・・③
ここまでは書けると思います。一つの辺と二つの角が等しいことが分かったから、
「一辺とその両端の角がそれぞれ等しい」という合同条件が使えるかなあって思っても、②③は①の辺の両端の角ではないけど・・・となってしまい、できません、分かりませんということになってしまいます。
いやいや、三角形で、二つの角が等しければ、当然、もう一つの角も等しいでしょう?って言ってあげると、納得はします。じゃあ、そういうことを書いてみて、って言うと分かりました、とは言います。でも、「せんせー」って話になり、どう書いていいか分かりませんということになります。どうか書いたっていいだよ、伝われば書き方なんかどうでもいいんだよと言っても、分かりませんということになります。じゃあ、一緒にやって行こうねということになります。難しいですよね。
当塾では、こんな感じで、すぐに答えは教えません。自分で考えるきっかけというかヒントのようなものを教えて、また、自分で考えるように仕向けていきます。
この問題のように、教科書やテキストには書いていない、出てこないけど、考えれば分かるよね的な問題を、苦手とする子が最近特に多い気がします。真似ことはできても、自分で考えることが苦手な子、自分の考えを表現することが苦手な子が多い気がします。すぐにはできるようになりません。すごく時間はかかります。でも、粘り強くやって行けば、必ず結果は出ます。あの塾の先生はあんまり教えてくれないって思われ定るかもしれませんが、何でもかんでも教えればいいというわけではないと思っています。大事なことは、自分で考える力だと持っているので・・・
今日も昨日もたまに日が差しますが、あまりいい天気ではなかった石垣島です。でも、半袖で十分なくらい暖かく、変な気候が続いております。